真夏のRUNGAME〜七色の虹がかかるとき〜


俺「ハァハァ…」


生物室に来るまで散々だった。

鬼に後ろから追いかけられ
全力で走っていると
横からも鬼がやってきて…

俺「こんなんじゃ、ここも危ねぇな…
とにかく早く校舎でねぇと」

よし、もう少し休憩したら動こう…


『にゃあにゃあ』

俺「うん?この声は…ルナ?」


声のするほうを見ると、
そこには俺が飼っている黒猫のルナがいた

俺「ルナじゃねえか!」


俺が声をかけると
ルナが突然走り出した。


俺「ルナ?どこ行くんだ?」


すると俺の質問に答えるように
ルナが俺の方を振り向き
待っている

俺「…そっちにいけばいいんだな!」


ルナをおいていくわけにもいかず
俺は、ルナと一緒に走り始めた…
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