ナンパ男との恋
「わ、わたしも・・」

「ぷっくくははは
そうかそうか、
春菜も 俺じゃねぇと
やる気しねぇかーははは」

あれ・・・
私、今
とんでもない事を・・


「安心したわ。じゃー寝るか」

「うん・・・」


何ていうか
うれしすぎて
とてもじゃないけど
眠れないけれど・・・さ。


輝樹の寝息に合わせて
呼吸してると

幸せで、
小さい事なんて
どうでもよくなっちゃうくらい
不安なんて 飛んでいっちゃうくらい・・・。

輝樹と出会えなかったら
どんな高校生活を送って、
どんな職業を選んで、
どんな人と付き合ってたんだろう。

そう思うと 怖くて仕方なくなっちゃうけど

今、こうして
隣に一緒にいれる そんな現実が



ずっと、ずっと・・・


このまま こうして

  続いていきますように。



ずっと、ずっと・・・


  一緒にいれますように。


      
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