ナンパ男との恋〜総集編〜
「つーか・・・
春菜って 自分の気持ち
全然 口にしねぇだろ?
俺としては・・・
春菜は 俺と一緒にいる事に
疲れてんじゃねぇか・・とか
別れたくても 言い出せねぇだけなんじゃねぇかとか
考えると 
正直・・・何もできなくなった。」



輝樹でも そんな事・・・・

思ったりするの・・?




「なーんてな。
本音言うと 俺が
春菜の声聞くと
全部放り出して 帰りたくなるからってのが一番なんだけど。
まぁ、春菜の本音ってのが知りたかったから
最終手段にでたんだけどな~
さすがに あの写真
そのまま 週刊誌に提供するとは
想定外だったけどな。ははは
まっ、あの じじいに
一泡吹かせてやれたし、
春菜の気持ちは分かったし
いい機会だったけどな」




「私、輝樹と一緒にいても 
いいの・・・?」


「あぁ?何言ってんだ?
春菜じゃねぇとダメっつってんだろ?
春菜は 俺じゃなくてもいいのか?」



大きく首を横に振りながら

やっぱり

肝心な事が 言葉として
口に出てこない・・・。


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