ナンパ男との恋〜総集編〜
輝樹がいなかったら

私は・・・

こんなに落ち着いていれなかった。

どうすればいいのかすら
分からなかった・・・




なんて、そんな事すら

考えてる余裕もなくなったのは

病院に着く 2分ほど前・・・。



「っ・・・・・い・・」


腰が砕けるような痛みに


息が詰まる・・。



「春菜!?」


心配そうな輝樹に


大丈夫だよ・・・と言いたいのに



もう声すら出ない。


痛すぎて・・・・


何も考えられない。


痛すぎて・・・・


気が遠くなる。

まるで 現実の事じゃないくらいに


視界がぼやける。







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