ナンパ男との恋〜総集編〜
「はい、着いたよ」

着いた?
顔を上げ 見渡すと
コンビニの駐車場だ。

「飲み物買ってくる」

そう言うと
一人 店内へと入って行った。

逃げるなら今だ・・・

そう思い

ドアノブに手をかけたけれど

美香の事が頭をよぎり
電話番号を教えた事を思い出し

出るのをやめた。


竜希くんから渡されたジュースを手に
沈黙の車内・・・

「俺、口ベタだから退屈でしょ?」

「え、ううん。私も同じだから」



・・・・会話が続かない。



「早く送ってくれればいいのに。
って思ってる?」

「へ!?そ、そんな事
思ってないよ」


「送っていけば
もう 春菜ちゃん 
電話しても
出てくれないような気がしてさ・・・」

「そんな事・・しないよ・・」

本当は・・・
ちょっと、頭をよぎったけど・・




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