私達は浮気者です《完》


「よし、んならいっちくる。

 遅くなるかもやけ寝とけよ?」



うん、と頷く。


「んならな?」


ーガチャー

と出て行く麻紀。



何故か分からないけど


無性に鍵をしめたくなった…。




何故かわからない…。



でも、しめて怒られたくない。



自分の事より


麻紀優先になってきたのは


いつからの事やろう…。




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