蛟神社物語−星花降る夜−
十四.口づけ
尊緑「星花っ!!!」


海「星花!!」


ある日、星花が倒れた。

尊緑「本殿に星花を運ぶ。」


尊緑はお姫様抱っこで運んだ。


尊緑「最近、色んな事がありすぎたからね。星花の体が疲れに耐えられなかったんだろう。」


海「星花は…不思議な力をもってます。倒れたのはそれが原因ですか。」


尊緑「うん。星花は星花の巫女だからね。沢山の魔物や神に襲われる。それより早く帰りなよ。友達が心配なのは解るけど、日が暮れる前に帰らないと危ないよ。」


海「でもっ!」


尊緑「星花の事は後で教えるから。早く帰りな。住職が心配する。」


海「…わかりました。」
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