夏の空の下
「そう、多分そいつ。」



「へぇぇ。巨人好きじゃないんだ。へー意外!」



「なんで?」



だって野球部ってみんな巨人ファンじゃん、と返すと、茶髪くんは笑った。



その後昇降口についたので、茶髪くんとは分かれた。



バイバイも何もなかった。



もうしゃべることもないだろうと思っていた。



この時は。
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