昨日よりも少しでいい





邪念を振り払うように


頭を左右にふってから


門に手をかけた。



「あ、心華おそーい」



声のした右に視線をむけると


図書室の人がいた。



「なっ、なんで?!」


「まあまあ、ほら乗って。
 遅刻しちゃうよ」


「いやいやいやっ
 意味分かんないしっ」



私が拒否ってもお構いなしに


私の腕を引っ張って


無理やり自分がのってる


自転車の後ろに私を乗せた





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