包帯×イケメン=愛してる。

大好き…。

違う。そう言おうと思ったけど、口の方は素直だった。


「はい。私はラディアが好きです。」

そう答えてしまってから後悔した。

だって、雷也くんの後ろの方に、


ニヤニヤしながらこっちを見てるラディアがいたから。

「まったく、世話が焼けるね、」

雷也くんはそう言って部屋を出ていってしまった。

雷也くんと入れ違いで部屋に入ってくるラディア。


う、


恥ずかしい…


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