包帯×イケメン=愛してる。


そして、しばらく私は泣いた。


大好きな母を失った悲しみと、孤独感をひしひしと感じながら。



そんな私を、ラディアはずっと

抱きしめてくれてた。


何日もの間、ずっと。



そして、私が落ち着いた頃を見計らったのか、


いつのまにか、いなくなってしまった。


そして私は、父親の元へ、行った。



私を嫌ってる父親の元へ。


< 56 / 261 >

この作品をシェア

pagetop