ねぇ、もうあの頃には戻れない?
いつもと同じ
ゆきside



「ゆきー?起きなさーい」

私は、一階からのお母さんの声で目が覚めた。

「また、あの夢か…」

もう、嫌になるほど見た。

あれは、確か今年の3月頃だった気がする。

まだ、私と小想が一緒にいた頃だ。
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