ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。




シャツの袖を掴んでいると、



左目から涙が溢れてしまった。



「…やばい」




「いや、これ悲しいんじゃなくて、えっと」





「わかってるよ、自然と出てきたんでしょ?」





手を掴まれて「上行こっか」と言われた。




隆裕の手、温かくなってる。





二人でベットにダイブしてクスクスと笑う。






いつの間にか隆裕があたしの上になっていて、





隆裕は目を細めて「声、聞かせてね」と囁いていた。




その日は隆裕もあたしもネックレスを外さないでいて、





終わったあとに、そのネックレスに隆裕はキスしてた。









< 145 / 570 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop