優しい君に恋をして【完】
家に帰ると、そのままダッシュで階段を上り、
自分の部屋に入った。
そして、ベッドに腰掛け、もう一度メールを確認した。
夢じゃない……
高3……年上だったんだ。
じゃあ、成海……先輩?
でも、違う学校だし……
なんて、呼んでいいのかな……
私はベッドに仰向けになった。
すると、かわいいあの笑顔を思い出した。
思い出しただけで、ドキドキして、胸が苦しくなる。
もっと知りたい……
もう少し、
もう少し近づきたい。
私はまた、起き上がって、
緊張しながら返信を打った。
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メールありがとうございます(^^)
もしよかったら、
これからも時々、
メールしてもいいですか?
あすか
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ちょっと積極的過ぎかな……
でも、もっと近づきたい……どうしても。
うん、送信しよう。
私は、良い返信が来る事を祈りながら送信ボタンを押した。
しばらく返信を待ったけど、なかなか返信が来なくて、
またベッドに仰向けになった。
やだって言われたらショックだな……
こんなにメールでドキドキするの初めて。
その時、携帯が鳴って、ガバッと急いで起き上がった。
携帯を見ると、登録したばかりの名前……
【成海 優】