俺様生徒会長
「うわぁ…。やっぱり大変だね、生徒会って」


「もう慣れたけどな」


「でもそれで明日大丈夫なの?」



その質問に、鼻で笑いながら言った。



「心配無用。俺様だぜ?特にわからないとこもねえし」




うわぁ……


なんか腹立つ。




「俺の心配するより、てめえの心配をした方がいいんじゃねえか?」



な……!


何よ!


せっかく心配してあげたのに。


まああってる…けど…さ……




「だろ?」



あたしの思ってることがわかったのか、得意気な顔でそう言う。




「じゃあ、とっとと用件を言え。俺に何か用があったんだろ?」



「あ……」




そうだ。


あたし、そのためにわざわざここに来たのに!




「忘れてたのか?」



な……!



「ち、違うもん!」



あってるけど、あってるけど、あってるけどさ……




「へぇ~」



ニヤリと笑いながらあたしの顔を見る。




もう……ムカつく!





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