俺様生徒会長
な……野郎……


俺は小声で言った。

「勝手にしやがれ!」



そして今に至るということだ。


だが、さすがの俺様もあの量を1人ではキツイ。

さて、どうするか…


「あ、悠……神谷くん!」


葵?

へぇ~…いいところで現れるじゃねえか。


俺はニヤリと笑い、葵の元に行き、耳元で囁いた。


「16時に生徒会室集合。遅れるか来なければ殺す。」

「は!?」


葵は慌てた。


「ちょっと今のは何!?ねえ、悠…神谷くん!神谷くん!!」


有無言わさず俺は葵の前から立ち去った。



……遅い。

何してんだ、あいつ!

もう35秒たったぞ!!


俺は16時になったとたんにタイムウオッチで時間を計り始めた。


あと10秒で1分経つぞ!?

10、9、8、7…


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