じぇねれーしょん


朝は気だるくても五時には起きだし、一旦家に帰って着替えをして再び会社へと出向く。


驚嘆すべきはリカで七緒と一緒に起きる…というか、七緒を起こして、送りだす。


再三、お泊りセットを用意すればいいのにぃ、と言われるが、さすがにそれは辞退する。


家主が常にいないと言っても未成年の…いわばセフレの家にお泊りセットはさすがに図々しい。


泊っている時点でアウトのような気もするが……。



体は気だるいがやる気は満々。


一日がんばるわよー!


勢い勇んで会社に乗り込むものの、デスクに付き気力も尽きる。


リカのところへ通うようになって数日。


『たかが数日』なのだが、常には時間の許す限り残業してきた分が確実に積み重なって七緒のデスクを支配し始めていた。








…………どーすんの、私…………




< 60 / 233 >

この作品をシェア

pagetop