★love&piece大作戦★
第2章
「うーーんっ!今日もいい天気だなぁ!」

中庭で空を見ながら背伸びをする少年。




「おーい!!!平助~オッサンみたいだぞ~(笑)」
「ま、背丈はまだまだガキだけどなぁ(笑)」

すると、向こうから笑いながらやって来たのは、大柄な二人の男。

「左之さん!新ぱっつぁん!ホントにオッサンな二人には言われたくないよ!!!」


これが、あの新撰組でも有名な三馬鹿(笑)
藤堂平助、原田左之助、永倉新八である。


「それにしても……………平助の言う通り雲一つないいい天気だなぁ~♪………………………………………ん??」


左之は空を見上げた。

「左之さん?どうしたの?」
「空見上げ過ぎて首おかしくしたかぁ?(笑)」



「…………………………いや。空から何か落ちてくる……………」



「「は???」」





……………フワッ……………

トサッ……………



「え?!?!お、女?!」
「な、何で女が空から?!」
「お、おい!もしかしたら天女かもしれねぇぞ?!」


三馬鹿は空から降ってきた芽吹を天女だと勘違いしたようだ。

「左之さん!と、とりあえず俺!土方さん呼んでくる!!」

「あぁ、頼む!なら俺と新八はこの子と、その荷物を部屋に運ぼうぜ!!」

「あぁ!」
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