我等オカ研特捜部
 夜な夜な現れ歌うという幽霊を調べると決めた私達だったが、意見が割れていた。

 二人が調査の為だと言って案の定私の家に泊まると言い出したのだ。

 それを予想していたからこの話をするのに躊躇していたのだ。

小山
「嫌、変態!」

谷口
「勘違いするな調査の為だ!」

荒木
「女子の部屋に泊まりたいとか、パジャマパーティーでお前の湯上がりパジャマ姿が見たいとかじゃ無い」

小山
「具体的に言ってんじゃ無いわよ!」

荒木
「断じてお前の後に残り湯に入るとか、下着を漁ったりもしない!

 寝る時はブラジャーは外すんだろうな?

 どうなんだ!」
 
谷口
「荒木落ち着け!

 興奮し過ぎて性癖が出てるぞ!」

 私は力の限り荒木を殴り谷口を睨んだ。
 
 荒木はひっくり返って脅えた目をした。

谷口
「やっぱり女性の部屋に男二人が泊まるのは健全な高校生のする事じゃないですよね」

荒木
「痛いー手を出すなよ、先生に言うからな」

小山
「私殴ってへんで、得意の妄想ちゃう?

 なあ隊長」

谷口
「そっそうっすね、荒木は被害妄想癖がありますもんね」

荒木
「隊長ー鼻曲がってない?」

谷口
「曲がってない」

小山
「曲がってんのはお前の性癖じゃ」

谷口
「上手い事言いますよねー」

荒木
「口は悪いけどこのねーちゃん、いいパンチもってるぜ、ボクシングやってみないか?」

谷口
「けどさー実際どうする?

 俺ら外で待っててエースが気付いた時にはもう餌食になってたら。

 俺等がだけど」

荒木
「あーあ稲荷神社の時は命懸けで守ってやったんだけどなー」
 
 それを言われると辛い。

小山
「じゃあ絶対何もしない?」

谷口
「ゼロの鼻に誓って」

荒木
「なら俺は隊長の鼻にかける」

谷口
「迂闊だった。

 俺の方が不利じゃないか」

小山
「じゃあお風呂は銭湯で、私がトイレ行った後は一時間はトイレに入らない事。

 私が部屋から出る時は縛りつけます」

荒木
「縛る?そういう趣向をおもちっでふっ」
 
 話している最中で荒木は再度天を仰いだ。

荒木
「冗談だろ、イチイチ殴るなよ」

小山
「ほなイチイチ、セクハラ発言すな!」

谷口
「自分おもちゃの手錠ダッシュで買って来ます30秒下さい」

小山
「隊長は分かってるな、宜しい」

谷口
「へへへ自分ただの犬っすから」

荒木「裏切りもの」

 二人が泊まりに来る。
 
 部屋の片付けに両親に言い訳と忙しくなってきた。



 
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