我等オカ研特捜部
 余談だが京都の銭湯はクオリティが高い物が多い。

 北も良いが私の家の近くである南にもなかなか質の高い銭湯がある。

 水風呂がちょっとしたプールの様に広い場所や露天風呂、ミストサウナがある所もある。

 ミストサウナは温度が高くなく、全身にミストで肌によろしそうである。

 二人はこういった銭湯に行った事があまり無かったらしく感動していた。

荒木
「ちょっとしたスーパー銭湯だったな」

谷口
「夜風が心地いいなー」

小山
「ねー?銭湯良いでしょ?」
 
谷口
「地方の銭湯研究会でも作るかな」

荒木
「じゃあ地方グルメオカルト銭湯研究部って長いなー」

小山
「ぶれすぎでしょ」

 三人は銭湯からの帰り道、銭湯についてのオカルト話で盛り上がった。
 
 家に帰ると母が部屋に布団を出しておいてくれた。
 
 荒木は手を合わせて感謝していた。

荒木
「衣、食、住に感謝致します」

谷口
「いやー今日はゆっくり寝れそうだ」

小山
「寝ちゃ駄目でしょ?

 むーでも確かに気持ち良いね」

荒木
「大丈夫、寝てても起きるだろ?
 
 この部屋道路沿いだし、てか部屋でけーな」

小山
「大切な一人娘ですから」

谷口
「じゃあ寝ながらオカルト話しよっか」

荒木
「お腹いっぱいでお風呂でほんわか、布団もふかふか」

谷口
「今日はちょっと心暖まるオカルト話しにしようか」

小山
「良いねー」

荒木
「では教会に作られた奇跡の階段の小話を一つ」

谷口
「それ良いねー」

 その夜は普段あまりしない怖く無いオカルト話で盛り上がった。
 
 解読不可能な奇書、
 錬金術、
 理想郷、
 地下大陸、
 ムー大陸、
 エリア51、
 ロズウェル事件、
 謎の世界地図、
 恐竜のレリーフ、
 不死身の伯爵、
 重力が働かない土地、
 はたまた人類の遺伝子螺旋の増加。

 それまで聞いた事のなかった話を聞いて、私は不思議な世界を色々想像しながら眠りについてしまったのであった。














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