天然王子様に振り回されて
甘い雰囲気になっていると――
「・・・・うぇぇぇっ・・・」
―――あぁ、またもや不吉な声が。
不吉な声が聞こえたと共に、俺は羽依を離した。
羽依は素早くお母さんの元へ。
「お母さん!お願いだから我慢してよっ!」
「無理無理。
・・・というか、暢気に抱き合ってんじゃないわよ。」
「迷惑かけてんのに、そんなこと言ってんじゃない!」
そうスッパリと言った後。
羽依は俺の方を見た。
すまなそうに、眉が八の字になっている。
「三木先輩、お母さん、トイレに運んどいてもらえます?」
「うん。というか、そのつもりだったし。」
俺はニッコリ笑って、
お母さんを立ち上がらせ、肩を貸した。
「行きますよぉー」
「おー」
2人で言い合う。
羽依からトイレの場所を聞き、
俺はお母さんとトイレに向かった。
――なんとかトイレに着いた。
お母さんをそっと座らせる。
「ありがと、千秋君。」
羽依のお母さんは悪びれもせずに、
ニコッと笑った。
「・・・・うぇぇぇっ・・・」
―――あぁ、またもや不吉な声が。
不吉な声が聞こえたと共に、俺は羽依を離した。
羽依は素早くお母さんの元へ。
「お母さん!お願いだから我慢してよっ!」
「無理無理。
・・・というか、暢気に抱き合ってんじゃないわよ。」
「迷惑かけてんのに、そんなこと言ってんじゃない!」
そうスッパリと言った後。
羽依は俺の方を見た。
すまなそうに、眉が八の字になっている。
「三木先輩、お母さん、トイレに運んどいてもらえます?」
「うん。というか、そのつもりだったし。」
俺はニッコリ笑って、
お母さんを立ち上がらせ、肩を貸した。
「行きますよぉー」
「おー」
2人で言い合う。
羽依からトイレの場所を聞き、
俺はお母さんとトイレに向かった。
――なんとかトイレに着いた。
お母さんをそっと座らせる。
「ありがと、千秋君。」
羽依のお母さんは悪びれもせずに、
ニコッと笑った。