天然王子様に振り回されて
資料室のドアに張り付いていた私は、

がっつりソレを聞いてしまい


バッチリ硬直しましたとさ。






マジかよ、ヤバくね、どーしよう・・・・・


とか思っていたら。






「飯田さん、見ぃつけた♪」



との不吉で優しげな声がかかり。





振り向けば。



不吉な笑顔を浮かべた先輩数名。



なんか見覚えあるぞ・・・とか思っていたら。




「ちょっとこっち来いよ。」


とのドスのきいた声が発せられ。




私は思い出す。


私は昨日かなんかに、この先輩達に拉致られた、と。





そう思い出したときにはすでに、私は先輩達に屋上に拉致されていた。






・・・・・・・と、いうわけなのですが。





1つ言おう。



茜、ヤバイだろっ!!!!!




ついでに、もう1つ言おう。



私もヤバイだろっ!!!!!









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