ドメスティックバイオレンス【中編】
崩壊
幸せな日々が一本の電話で崩壊した





その日は1歳になったばかりの息子がひとりで歩きだそうと頑張っていた

みんな、その姿にメロメロだった





そこへ鳴り響いた一本の電話

私は急いで電話にでた

義母が出てくれようとしていたが

初孫の歩く瞬間を見てほしくて

私がでたのだ





『はい』とでた瞬間

向こうでクスリと笑う声

その声だけで私は硬直した





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