アニサーコンチェルト♪【番外編】~オレが守るヤツは1人しかいねぇけどっ?!なにかっ?!~

「じゃ! みなさん行きますよっ!」

先陣を切って事務所のドアを開けたのは、
香坂マネージャー


「まずは、バスに乗って駅に行き、それから電車です!」


な、なんか張り切ってんなー、香坂マネージャー

彼女に続いて
事務所を出てバス停まで歩く

すると

後ろから、カシャカシャとシャッター音が響く


あ…


そうだった、密着なんだった…


「先輩、さっきのかったる顔、撮られたかも、っすね」


小声で、ニヤリとし勝哉が言う


やべ…気ぬけねぇ…


バス停に着き、しばらくするとバスが来た
乗り込んで、思い思いの席に座った

平日の昼間だから、バスの乗客も少なく

チラリと顔を見られはするが、
特に、気が付かれる様子もなく駅に着いた



駅に着けば、さすがに人が多い


「切符買ってきますから、ちょっと待っててくださいね」


香坂マネージャーが、切符売場へと向かった


4人で固まって待っているせいか、

改札を出入りする人々がチラチラとオレらを見ていく


遠巻きで、若い女性が立ち止まってコソコソ囁きながら
見てるようになってきた…



「はい、みなさん、コレ」


切符を買って戻ってきた香坂マネージャーが一人一人に渡す


「じゃ、行きますよ! もうすぐ乗る電車きますから急いでください!」


バスガイドのように、オレらを引率した香坂マネージャーに着いていく


こんな状態も、めったに経験できないから意外と面白くなってきた







< 13 / 81 >

この作品をシェア

pagetop