君といた夏



涼の言葉に再び、涼を見ようとした時だった。



グイッ



「お前もサボる。これから嫌という程、愛してやるよ。」



涼の瞳は怪しく輝いていた。


はっとして、涼の手を見れば、既に私のシャツのボタンを外している。




「りょ、涼?!」


「ん………黙って。バレる。」



遠くで鐘の音がする。



「さすがに最後まではしねぇ。
でも、俺の高まりが抑まるまでやめねぇ。」


こうなった涼は危険だ。



しばらく止まらない。




「んっ……!」


「声、我慢しろよ。」



そんなこと言われても……



首筋を行ったり来たりする、舌と唇と…


その手の感触に、心も体も熱くなる。



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