不器用な恋愛 私とあなた
「しょうがねーだろ。付き合いなんだし!」




私が言いたいのは そんな事じゃない!




「じゃ~ 何で女もんの香水の匂いがすんのよ!抱きつかないと匂いは移らないわよ!」




彼の動きが止まった
現実なんだ




例え二人じゃなくても 女の人とも飲んでたんだ
そして 抱きつかれたんだ





もしかしたら 抱きつかれたんじゃなくて 抱きしめたのかもしれない





「別に怪しい事はしてない。こけそうになった奴を助けただけだ。」




今の私には信じれなかった
私が睨んでると




「疑ってんのかよ!」




また大きなため息をした
どこまで私は醜いんだろう




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