Destiny
「おはようございます。昨日はゆっくり寝れましたか?」


いつものように早川先生が部屋に入ってきた。


「まあまあです。」


「今日は嘘はついてないようですね…」


そう、私は先生に告白されてから素直になり、嘘をつくことはなくなっていた。


もう退院を急ぐ理由はないから…


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