先輩に恋してもいいですか?
EPISODE2:先輩、大好き

ごめんな.....湊..... ~SuzukiSide~

「凉姫せんぱーい」

俺は湊と長い廊下を歩いているが
立ち止まって振り返る

走ってくるのはもちろんアイツ

すっごい笑顔で走ってくる
でも.....

「あ......」

こけた....

湊は後ろで追っかけている
山下にゾッコンで
山下も湊にゾッコンだから.....

優姫がこけているのを気にしていない

そんな優姫はまだこけたまま止まっているので

俺は走って向かう

「大丈夫か?」

「凉姫先輩.....うぅ....」

そう言って泣きそうになる優姫

「泣くな、痛いところは?」

「....ひざ擦りむいて.....」

これがあったのは1回ではないため
俺はいつも持ち歩いてるものがある

「ほら、絆創膏はったから」

「ありがとうございます」

そしてまたニコニコしだす、優姫

それをみて安心する俺がいる

そしてそれをみてニヤニヤするやつらがいる

「ニヤニヤするのはどうかとおもうが」

「別にニヤニヤなんかしてないよなー
結衣」

「してないよねー湊くん」

こいつらを見はじめて

これがバカップルってやつか.....
と実感した

「聞いた俺がアホだった」

「よくわかってるじゃん!」

湊に言われるとムカつく

俺はその場を立ち去る

「あ、凉姫先輩まって」

追いかけてくるのは優姫

そして俺は振り返る

「こけんなよー」

「もう、こけないもん」

そっぽを向く優姫

ちょっと可愛いと思ったりするのは

俺以外のやつらには内緒だ

「うさぎちゃんと凉姫チャイムなるよ」

「えっ?嘘、結衣ちゃんいこ」

「うん、じゃあまたね湊くん」

「うん、またね結衣」

吐き気はしないからな.....

「カワイーな結衣...」

ほっとこう......

「お前さーうさぎちゃんといて
キャラかわったよなー」

「は?別に変わってねぇし」

「もぉー照れないのー
凉姫ちゃんったら」

気持ちワリィ

こいつこそキャラ変わったと思うぞ
俺は


なんていうか....



オネエが入った












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