先輩に恋してもいいですか?
「どーしたの?凉姫先輩、ごはんは?」

優姫は不思議そうな顔でみている

「あーごめん、今すぐするわ」

そのときグイッっと腕が引っ張られた

「私の思い出話聞いてくれない?」

俺は黙っていた

でも俺が優姫の隣に座ったから話し出した


「私の家がね、于早己って言うのはね
父親の名前なの....」

ものすごく悲しそうな目をして話すんだ

絶対、忘れられないような寂しい目をして.....







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