時を越え、君を知る。
第三章

1.知らない時代

19XX年に来て数日が経った。
初めは生活に慣れることに必死で、時間が早く過ぎているように思えた。

けれど、だいぶ慣れてきた最近では時間が空くことが多くなり、皿洗いや掃除などのお手伝いをしている。
そのおかげで知り合いも増えた。
軍人さんは堅苦しいイメージがあったけど、みんながみんな堅苦しいわけではなかった。



「須藤。」

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