蘭王の秘密

ホテルにこもってから、約一ヶ月。



そろそろ、榊原グループが、動く頃だろう。






私は、遼達を守りたい…だから、遼達を裏切る行為をする。









プルルルー

咲蘭「もしもし。」

紅葉「ようやくでた。」

咲蘭「何の用だ?」

紅葉「仕事だ!」

咲蘭「榊原グループのいいなりになれ!そして、ある程度油断した頃につぶせだろ?」

紅葉「どうして、それを?」

咲蘭「遼達を裏切る!その前に紅葉に頼みがあるーーーーーー。お願いだ」

紅葉「わかった。くれぐれも気をつけてね」

咲蘭「わかってるわよ」



そう!私は明日、遼達を裏切る。

未練なんてない…って言いたいのに、言えないだって、遼の事を好きって気持ちに嘘はつけない…。



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