蘭王の秘密
【咲蘭の部屋】


遼「痛い…。痛い…。」

呟いてる。

咲蘭「遼ー!」

私は叫んで、遼の後ろに抱きつく。

遼「咲蘭、酷い。あれは、痛い…。」

咲蘭「知ってる。私も何回かやった事あるから。でも、疲れ、明日にはとれてるから。」

遼「気持ちはありがたいけど、マッサージ…せめて、咲蘭にやってほしかった。」

咲蘭「そーなの?じゃあ、これからは、私がやるね。」

遼「あぁ。」

咲蘭「遼って、なんか、可愛い弟みたいに見えてきた。」

遼「はぁっー!なんで?」

咲蘭「いじけてる姿とか、なんか、可愛いから。」

遼「咲蘭の前だけは、弟にでも、なってやるよ。」

咲蘭「遼が、本当に幼い子に見えてきた。」

遼「……」

咲蘭「遼、いじけないでよー。」

遼「だって、咲蘭が、苛めるからだ。」

もう、最後の方、やけくそで、俺様キャラに戻ってる。

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