エンドレス・ストーリー1
海、鈴花、ハヤテ、桐花、健斗は教室まで歩いていた。
海<さっきはありがとう>
ハヤテ<何回も言わなくていい>
桐花<あたしたちは、義務みたいなもんよ>
健斗<だから、よろしくね。海くん>
三人はそれぞれ言った。
海<リンもありがと>
リン<なっ>
鈴花の顔が赤くなる。
―――相棒?―――
サラは呆れて言った。
ハヤテ<海>
ハヤテが海の名前を呼んだ。
海<ハヤテ?>
ハヤテ<言いたいことがあるんだが―――>
ハヤテは尋ねた。
ハヤテ<お前の隣にいる赤い髪の男の子は誰だ?>
海<うっ!>
海は絶句した。