月陽
`タ イセツナモノ

それでも

私は僅かな時の訪れを待つ


滑稽だと

惨めだと


笑われても


私は

一人の男としてお前を待つ



そして


同じ刻を、同じ空を

同じ風を感じる


お前の唄を胸に刻む



いつの日からか

大切な時となり


安らぎとなる



変わらぬ想いをお前に…

ただ一言



愛している



お前は光となって消えた



私にとって大切な

お前にとって残酷な


この想いを…

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