総長からの「愛してる」Ⅱ





後に俺はこう語ることになる。




「こいつと男として出会えて、敵として戦えて、良かった。」






それだけの価値がある男であり、敵であり。



最高の言葉を俺に残した奴だ。




鳥遊悠希が残した最後の言葉は、この先俺を支える言葉になる。



俺という男が、この先ぶち当たる迷いや不安から救う言葉になる。






「ありがとな。」



そう、伝えたい。





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