*ちぇりーダーリン*
キリヤは
とびかかろうとしてる。


「やめて!!お願いだから!」


キリヤを掴んだ。


「離せ!笹川の為にやるんだ!」

「…っきゃ」


振り払われた手は空しく宙をまう。


キリヤはリョーヘイ目掛けて
拳をあげて殴りかかろうとしている。


あたしは、止めなきゃって思っていても身体が動いてくれない。


「…ふぅ、どうして殴るの??」

リョーヘイはキリヤの
後ろに瞬間移動して
手を掴んだ。


「はあ!?殴る理由なんて
一つだろ!!」


やめて…


リョーヘイに…


「一つ…、何??」


その言葉を…


「お前が人間じゃないからだよ!!人間じゃないお前が!!どうやって人間を幸せにするんだよ!!笹川は人間なんだぞ!!
好きな女を不幸になんかできるかよ!!」


言わないで…


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