*ちぇりーダーリン*
「ふぅぅぅん…?」


唸るような鼻にかかる声を出しながら、リョースケはにじり寄ってきた。


少し離れたところにある街灯が、うっすらとリョースケの顔を映し出す。


楽しむような、いたずらそうな顔をしてる。


「…人間…かぁ…。
ふぅん?…兄さんのこと好きなの?」


「…好きだよ…」


だから、早く会いたいよ。


「好き…ね…」


「…………」


何考え込んでるんだろ??


リョースケは、また静かに唸ってる。


「…いいですね。
その気持ち、気に入りました」

は??


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