*ちぇりーダーリン*
あたしが今いるのって校門だよね。


瞬間移動って、マッハじゃん。

地球より文明進んでるよ。


いや…科学??


いや…能力??


あたしが、
宇宙人の星について考えていたらリョーヘイはあたしをゆっくりと下ろした。


「カナキ。えっと…、学校って…?俺は…どうしたら…?」


リョーヘイは、頬をかいて照れ臭そうに笑った。


ああ~犬みたいで可愛い。


「リョーヘイのクラスわかんないの?」


「…クラス…。うん。知らない。」


「………。じゃあ、一緒に探すよ。」


ほんと世話のやける宇宙人…。


でも、弟みたいで可愛い。


ギュッ。


「あの…なんで手を…?」


リョーヘイによって手を握られた。


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