虹のソラ

そして、15日...

「早めに来ちゃったかも。」
「なぁ・・・どんだけ、早く来てんだよ？」
只今am8：00。
秦夜とちょっと言い合い中。

30分くらい経ったら、ふたりが来た。
「うぁ！早いなぁー、おふたりサン♪」
未玖が驚く。

相手のふたりは、腕を組んでた。
あたしは、腕組んだことないのにーーーーーッ！

でも、あたし等は、手を繋ぐ。勿論！コイビトつなぎね。

「好未、秦夜ぁー♪何年ぶりだぁ～？」
「うーん、、、分かりませんなぁ。」
秦夜が面白可笑しく言う。

思い出話が30分くらい続いた。
あたしが「そろそろ行かない？」とみんなは一斉に時計を見た。
「うぁ！行かなくちゃーーっ。」
とみんなは一斉に走り出すが、あたしは高いヒール。
走れるわけもなく、ちょっと小走り。
未玖と颯太は、心配してくれたけど、肝心の秦夜は心配してくれない。