Snow Love. ~大好きなキミへ~
胸が、張り裂けそうなくらい痛い。
どうして………?
なんで、橋本くんが知ってるの……?
光莉ちゃんと愛花ちゃんと、それから優くんしか知らないはずなのに。
………なんで、なんでなんで。
「友達を疑うなよ?俺、陽乃の友達から直接聞いたわけじゃないから」
「じゃあ……なんで………っ」
「“なんで”ってことは、本当なんだな…」
橋本くんは一度だけそっと目を閉じて、悲しみに耐えるように顔を歪めた。
それから少しして、ゆっくりと閉じていた目を開ける。
「昨日の放課後、俺、陽乃に会いたくて教室に行ったんだ」
「昨日の放課後……?なにが……、………っ、あ…」
“なにがあったっけ”
そう言いかけて、やっと気付いた。