【完】君ノート







笑ってそう言うと、



花音は、必死に溜めていた涙をポロポロと溢れさせた。





「……うぇぇん。
優くっ。……私も…優くんがっ…ひっく…」





泣きじゃくって、うまく言葉にできてない花音。






「もう、泣くなよ」



ふっと笑ってしまった。


泣き虫な花音が、可愛くて仕方ない。






花音の涙を人差し指ですくう。





花音には、笑っていてほしい。



これからも、ずっと。




< 297 / 433 >

この作品をシェア

pagetop