嗤うケダモノ


ココからは、RPGテイストでお楽しみクダサイ。

放送室に向かって走る日向の前に、柔道部員×3が現れた!


「木崎日向ぁぁぁぁぁ!
話を聞いてくれぇぇぇぇぇ!」


「サーセンっっっ!
退きやがってクダサーイ!!」


そんなモンに構っている暇はない日向は、先頭に立つ柔道部員に金的キックを繰り出した!

ドゴっ


「ゥグっ?!」


「「部長?!」」


「き… 木崎… 悪かった…
全力で応援すると… 久我に…
つ… 伝え… ガクッ」


「「部長ぉぉぉぉぉ!!」」


ハイ、ウザい。

日向は柔道部員を撃退した!

放送室に向かって階段を駆け上がる日向の背後から、女子×多数がバックアタックだ!


「木崎さぁぁん! 待って!
話を聞いてぇぇぇぇぇ!」


コレは困った。

女子に金的キックなんて手荒な真似はできない。
てか、そもそも金的を装備していない。

さぁ、どーする?

眉を顰めた日向が、肩越しにチラリと振り返った!

< 141 / 498 >

この作品をシェア

pagetop