雪恋

冬雪

「お待たせいたしました、ケーキセットです」

あたし佐藤 ゆきは喫茶店でバイトをするごくふつうの大学生だった

家族は妹だけで両親は幼い頃事故で亡くなった

親戚の家に住んでたがあたしが大学に入学すると同時に家を出て来た

今はアパートで妹と2人で暮らしている

お金は親戚のおばさんが送ってくれているので不自由はしていなかった

特に充実してるわけではなかったがそれなりに楽しくやっていた

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