【完】紅(クレナイ) ~鏡花水月~
「噂通り強いんなんだな」
一体、この男はなにがしたいのか?
私を倒すだけなら、皆で一気にかかって来ればいい。
それをしないのは何故?
きっと裏に何かがあるのだろうと、それはすぐに分かった。
一体、私をどうしたいの?
分からない疑問に眉根を寄せる。
そんな私など全く気にする事なく、一歩二歩と近づいてきた。
大男との戦いで金髪とは大分離れていたようだと、金髪が近づいてきた事で気付く。
「…次の相手はあなた?」
「……焔龍に入らないか」