【完】イチョウ~あたしは幸せでした~






「舞衣!起きろよー!」



というお兄ちゃんの声で目が覚めた。



身支度をしてリビングに向かった。



机の上にはいつも通り健康な朝食が並ぶ。



「お兄ちゃん、料理人にでもなればいいのに。」


「えー?なんで」


「美味しいから……??」


「なんで俺に聞くんだよ。」



そう言ってお兄ちゃんは笑った。




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