暗闇の中にいる私。
希望の独占
次の日…。

はーい!みんな、今、ものすごい気まずい空気なんだ!

なんでか、わかる?

わかるわけないよねぇ〜。

だってさ、涼介と二人っきりだよ!
想像つかないよー。





ボフッ

希望「涼介?」

静かに抱きついてこないでよ。
心臓に悪いよ…。

涼介「このままで居させてください。」

希望「いいよ。」


涼介もみかけによらないけど、辛かったんだよね、きっと針地獄なんて。

まあ、涼介の敬語が取れてる姿を観れただけで、私は満足だけど。













暫くして。

涼介「情けないですよね。」

希望「何が??」

涼介「全国No.1とあるものが、一週間の修行に耐えられないなんて。」

希望「針地獄ね。まあ、流石に世界No.1の蝶龍のみんなですら、ヘトヘトだったけど?悔しいの?」

涼介「悔しいですよ。男なのに情けないですよ。」

希望「悔しいならさ、これからもっと鍛えればいいじゃん!そんなに過去を振り返ってもしょうがないよ。私だって、暗闇を抜けたばかりの時期は過去ばっかり振り返ってたけど、今は、光の世界で生きるって決めたから、前だけみてるよ。」

涼介「そうですね。俺も悔しさをバネにして、明日からトレーニングに励みます。」

希望「あんまり、無理だけはしないでね。」

涼介「わかってますよ。」

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