暗闇の中にいる私。
暗闇に戻った希望…。
家…。

私は、前みたいに黒い格好にフードを深く被り、自分の部屋の電気を消して、部屋にこもった。








コンコン。

竜「希望。入るぞ。」

希望「……」

竜「また、暗闇に戻しちまったな。ごめんな。」

希望「なんで?なんで、竜が謝るの?悪いのは全て、私なんだよ!ごめんなさい。本当にごめんなさい。」

竜「希望。俺は、希望をちゃんと闇から救いたい。二度と闇に戻ることのないように。」

希望「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい「希望。落ち着け!」

抱きしめてくる、竜。安心したのか、私は意識を失った。

理事長「希望ちゃん。多分パニック障害をおこしてるな。知り合いに、医者がいるから、呼ぶか。」

竜「希望…。」




私はまた、闇の世界で生きていかなきゃいけないのか?

もし、そうなら、光の世界に憧れてしまった、自分を恨む。

何故、私だったの?
私は、何のために生きてたの?
竜は、迷惑?

私に家族なんてつくちゃいけない。

さっきの、空の言葉が頭の中をぐるぐる回る。



竜「……み。…ぞみ。のぞみ。」

希望「眩しい。」

急いでフードをかぶる。

竜「電気消すな?」

カチッ

竜「体調大丈夫か?」

希望「ごめんなさい。」

竜「希望!落ち着け。謝らなくていいから。」

カチッ
明かりがついた。

理事長「希望ちゃん。ちょっといいか?」

希望「はい…。」

理事長「竜は、出てけ。」

竜「俺もいる。」

医者「竜くんは相変わらずだな。」

理事長「聡哉。診察お願い。」

医者「了解。」


医者「希望ちゃん?」

希望「ビクッ////////」

急に呼ばれた上に、腕を触られ、震えが酷くなる。

希望「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。「希望。落ち着け。大丈夫だから。」

医者「パニック障害を完全に起こしてますね。希望ちゃん、二年前にも、お兄さんにあって、パニック障害を起こしたんだ。」

理事長「良くなるのか?」

医者「パニック障害は、ストレスが原因で発作が始まり、そこから、発作が酷くなり、自分がなにをしてるか、わからなくなったりする。希望ちゃんの場合。家族に対しての感情が、全くなかった。それを救った、竜くんに感情を持ち始めた矢先に、一番思い出したくない思い出を思い出し、一番感じたくない、感情が芽生えた。しばらくは、パニック障害を起こす可能性は高い。パニック障害は、体力を使う。希望ちゃんのこの体だと、下手したら、死んでしまうかもしれない。竜くん頼んだよ。」

竜「聡哉さん。ありがとうございます。希望は、絶対に助けます。」

医者「竜くんだったら、いけるな」

理事長「竜がこんなにも立派になってたなんて、知らなかった。」

医者「連の知らない間に男前になってるなんて、やるな。」

希望「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめん「希望。落ち着け。」

理事長「希望ちゃん、前はどれくらいで、パニック障害が治まった?」

医者「一年くらいかな。その後も暴れたりして、すぐパニック障害を起こしてた。ちゃんと完治はしてなくて、ここ一年、何にもなかったんだけどな。」

理事長「そうか。」

竜「希望。あんまり明るいの好きじゃないから、電気消してもいいですか?」

医者「ああ。」

カチッ
やっと、電気が消えた。

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