暗闇の中にいる私。
部屋…。

私は、ベッドの横にある、椅子に座ってる。

竜「希望。俺、少しの間、寝るから、ご飯できたら、起こして。」

よし。チャンス!

私は、ゆっくり、竜の上に馬乗りになる。

竜「…の、ぞみ?」

希望「竜…。なんで?私には、襲われるなって、言っておきながら、竜は、襲われてるの?」

竜「さっきの、もしかして?」

希望「涼介達の企みだって、知ってたけど、やっぱり、嫌だよ。だって、竜、デレデレだったんだよ。自分では、気付いてたないかも、しれないけど。」

竜「…希望。」

希望「竜。私はやっても、構わない?」
私は、竜のシャツのボタンをあけていく。

竜「希望?」

希望「嫉妬深い女わ、嫌い?」

私は、竜の上にかぶさった。

竜「希望…。俺、おかしくなりそう。」

希望「だって、おかしくしようと、してるんだから、しょうがないでしょ。」

竜の胸に耳をあてながら、言う。

竜「なあ。希望…。俺、キャラ変わるけど、いいのか?」

希望「その方が、私は嬉しいけどね。」








ドアの外。
涼介「希望、キャラ変わったな。」

蒼斗「希望と竜が逆転したな。」

類「希望って、ドSだよな。」

雄也「竜よりもな。」





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