存在

~一人ぼっち~

 部屋はカーテンを開ける事もなく光は差さない…

 今の私の心の様に真っ暗…

 休みに入り何日たったのかさえわからない…

 私は部屋にこもり一人ぼっちの時を悶々と過ごしていた…

 心はとっくにボロボロだ…

 気持ち悪い…

 そう感じる度に赤ちゃんの存在をお腹に感じる…

 まだ小さくてそんなはずはないのに…

 物凄く大きな物がお腹の中にいるかのように…

 彼を恨む気持ちよりも…

 今は会いたい…

 会いたくて会いたくて仕方ない…

 心は悲鳴をあげていた。
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