存在

~存の過去~

 私のわがままを聞いてくれた存。

 私のベッドの近くでソファーにくつろいでいる。

 『安心して眠りな!居てやるからさ。』

 存は微笑みながら言った。

 私はふっと照れくさくなり…

 『ね~…何でもいいから存の事話して。いつも私の事ばかりで存の事何もしらないよね…。』

 と言ってみた。

 『何が聞きたいの?』

 いたずらっ子のような目で笑いながら聞く。

 『仕事は?それに趣味は?』

 私は聞き返す。 
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